
- エッセンシャルオイルとは -
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doTERRA社のエッセンシャルオイルの特徴
1. 原料となる植物、その部位の選別にもこだわっています!
世界各国から理想的な成分を有する植物の調達と適切な部位から採油し、安全かつ高品質で100%ピュアな天然の芳香を持つオイルです。
2. 抽出方法にもこだわっています!
正しい化学組成のオイルを抽出するために低温の水蒸気蒸留法(※2)で、温度・圧力の管理に細心の注意を払って抽出されています。
3. CPTG認定純粋セラピー等級®
AFNOR(※3)やISO(※4)の基準をはるかに超える高い基準を持っており、ロットごとに質量物質とガスクロマトグラフィーのクロス試験(※5)が行われるなど、高品質を保っています。
dōTERRAのエッセンシャルオイルとは
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エッセンシャルオイルとは・・・
エッセンシャルオイルは、植物の葉、種、樹皮、根、花などの細胞組織内にある油胞(または油のう)から抽出される芳香族化合物(※1)です。
植物から有効成分を抽出した揮発性のオイルで油溶性ですが植物油や動物油のような脂肪酸は含んでいません。だから、肌触りがさっぱりしていて心地よく、肌にすぐに吸収します。
オレンジの皮を絞ったとき、ミントの葉をちぎったときに手に残る香り・・・それがエッセンシャルオイルなのです。
(※1)芳香族化合物・・・環構造に炭素以外の元素を含むものを複素芳香族化合物と呼ぶ。化学用語。
(※2)水蒸気蒸留法・・・原料となる植物の抽出した部位を上流釜に入れて、下から厚い蒸気を噴射して、熱を加え、水やほかの物質と一緒に蒸発してできた精油を冷却します。冷却すると不純物取り除かれ、液体となってたまります。エッセンシャルオイルは水と分離して上部に浮くので、これを取り出します。この方法は、化合物が壊れやすいので、低温・低圧で行われたものが品質がよくできます。
(※3)ANFOR・・・精油成分の規格。Association francaise de nomalisationの略。
(※4)ISO・・・国際標準化機構による規格。International Organization for Standardizationの略。
(※5)ガストクロマトグラフィー・・・ ガスクロマトグラフィーでは、エッセンシャルオイルが蒸気化された後、筒状の長い管をくぐって最終的にはそれぞれの構成要素に分類されます。各構成要素はそれぞれ違う重さや化学的な特性があるため、筒状の管をそれぞれ違ったスピードでくぐり抜けます。このテストをすることにより、どの化合物が存在しているのかを確認することができます。そして、質量分析テストは先ほどのガスクロマトグラフィーテストと同時に適用され、エッセンシャルオイルの更なる化学構成分析が行われます。この質量分析テストでは、ガスクロマトグラフィーテスト中でテストにかけられた構成物質がイオン化されます。分子の重さと分子電荷を利用し、各構成物質が分析され、それぞれのエッセンシャルオイルの有効性が分析されるのです。


アロマセラピーとは
植物療法のひとつ
アロマセラピーとは、天然100%のエッセンシャルオイルを使い、人間が生まれつき持っている自然治癒力を呼び覚まし、心身の調和をはかる植物療法の一つです。
エッセンシャルオイルは、精油の芳香成分を利用し、体の不調や精神面(イライラ・落ち込み・ストレス)などに働きかけてくれますが、アロマセラピーでは、エッセンシャルオイルの香りを楽しむだけでなく、肌に塗ったり、飲用(※)など様々な方法で使用し、健康管理に役立てることができます。
(※メーカーや種類により、飲用できないエッセンシャルオイルもあります。また、外用する場合、摂取する場合には、基本的な正しい知識を身につけた上で行ってください。トラブルを引き起こす可能性もあります。)
香りと脳はダイレクトにリンクしている
エッセンシャルオイルの香りはほんの数秒で、鼻から大脳から神経系、ホルモン系、免疫系まで伝わっていきます。たとえ匂いをほとんど感じなくとも無意識のうちに十分感受されます。また、呼気から粘膜や肺を通って、循環器系に到達し、全身に巡ります。
こうやって、エッセンシャルオイルは、全身に作用しますので、使用方法も大切ですが、私用するエッセンシャルオイルの質が最も重要となります。正しい方法で使用しても、使用しているエッセンシャルオイルの質が安定したものでなければ、全身に悪い影響をもたらすこともあるのです。
エッセンシャルオイルの選び方
学名、原産国が明記されているものを
エッセンシャルオイルを選ぶときは、香りも大事ですが、農薬や化学肥料、合成香料などの混入物がないもの、無農薬有機農法で栽培された100%天然の純粋100%天然の純粋オイルを選びましょう。
100%天然であるかどうかは、ガスクロマトグラフィーという成分分析で証明されており、また、これでエッセンシャルオイルの構成成分が分かります。成分分析表が用意されていないメーカーのものは避けましょう。
選ぶときは、最初にラベルチェックしましょう。学名、原産国、抽出部位、ロット番号などを見ます。表示内容がわからないときは、確認するようにしましょう。
学名は、世界共通の呼称としてラテン語で記されており、例えば、ラベンダーは数種類ありますが、単に「Lavender」だけではどの種類か分かりません。「Lavandula angustifolia」と学名が書いてあれば「真性ラベンダー」だと分かります。種類によって効果や効能も異なるのです。
また、ロット番号は、メーカーが安全で高品質なエッセンシャルオイルを提供するために付しているもので、このナンバーから原産地や品質の情報など追跡調査ができるようになっています。

参考文献:エッセンシャルオイル家庭医学事典、家庭のメディカル精油講座テキスト